バンパーの「クリア剥がれ」を補修してみる

COLUMN

10年も経過すると、所々細かいクリアが剥がれが出て来ますよねぇ。
これからも長く乗り続けるには日々増えていくであろうこのクリア剥がれとどう付き合って行くかが、ポイントの1つになるのかなと思います。実は、前回ライトを磨いた際に、不注意でバンパーのクリアが少し剥げてしまい良い機会なので、どこまで自分で補修できるか試してみました。

ポイント

  • 車の養生にマスキングテープ以外の貼って剥がせるテープは禁物。
  • 少しのクリア剥がれだったら、磨けば目立たなくできた。
  • 磨くのが楽しくなって来た

[現 状]テープを貼ったせいでクリアが剥がれた

安易に「仮止めテープ」で養生したのが失敗の元。

ヘッドライトを磨く際に、養生した方が良いということがネットに書かれいたので、素人考えで貼って剥がせるテープなら大丈夫だろうと安易に考え、マスキングテープではなく家にあった梱包用の「仮止めテープ」を使ったことろ、剥がす際に一部分クリアごと剥がれました…。ガッカリ。
養生するときは、ちゃんと塗装用のマスキングテープを使いましょう。

[STEP1]耐水ペーパーで段差を削る

クリアが白く残っている部分を出来るだけ削って無くす。

まずは、1000番の耐水ペーパーで水研ぎして、クリアが白く浮いて目立っている部分を削って行きます。
削り過ぎ無いように、様子を見ながら少しずづ進めて行きます。
出来るだけクリア層だけを削って、塗装面(色部分)は削ら無いように気をつけます。
耐水ペーパーに塗装の色がついたら、塗装面が削れている証拠なので注意しましょう。

[STEP2]ピカールで磨く

ピカールで磨いて艶を出しつつ、段差を滑かにする。

耐水ペーパーをかけた部分のクリアが削れて艶が無くなり、白っぽく全体的に傷が入った状態になっているので、ピカールで磨いて艶を出して行きます。また、磨きつつ「段差」をできるだけ減らし表面が滑かになるまでじっくり磨いて行きます。

最初のうちは、様子見に少し磨いて拭き取ると、段差の窪みにピカールのが残り段差が強調されます。
そのおかげで段差のある部分がハッキリ分かるので、その部分を重点的に磨いて少しずつ平にしていく。

全体的に白っぽさが無くなり、段々艶が出て来ました。

もう一段階、艶が増し、段差の境目もそんなに目立たなくなってきた!
ここまで、約30分ぐらい磨きました。
近くでよく見ればまだ段差はわかりますが、立ち上がって普通の距離で見れば、ほぼほぼ気にならない程度までになったので、今日はこのぐらいにしておこうと思います。

この状態でしばらく乗ってみて、まだ気になるようだったら、後日あらためて磨こうと思います。

[課題]磨いた部分をクリアでコーティングする

磨いた部分は耐水ペーパーで水研ぎをしたことで、元々のクリア層を剥いでしまっており、塗装面が剥き出しになっている状態なので、本来はクリアをかけて保護する必要があるようです。

いずれ、「スリ傷」などをタッチアップペンで補修したいと思っているので、
その際にでもクリアのタッチアップも試したいと思います。

使用したアイテム

  • 耐水ペーパー(800番と1000番)
  • ピカール(液体タイプ)
  • 布(ショップタオルを使用してます)

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